第149回サークル例会 12月25日(木曜日)各務原東高校



  • 発泡スチロールトレイ製ムササビ(長野)
  • 高橋氏への疑問(石川)
  • バタビアの涙(長野)
  • 力学の問題あれこれ(小川)
  • 磁力線は磁石にくっついているの?(村田)
  • ゆっくりした水波の干渉が作れないか(村田)



    【千鳥格子】

    飛騨高山から白川へと続く街道にある地蔵堂の扉は不思議な格子(まるでパズルのよう)でできています。
    写真は,愛知県の花山小学校の津川先生が作られたコピー品ですが,いったいどうやって作られているのか見当もつきませし,分解することさえできません。(努力した跡は写ってますね)











    【バタビアの涙】

    ガラス棒をバーナーで真っ赤に加熱して,しずくをトロリと水の中に落とすと急冷されて涙型の強化ガラスができます。これが有名な「バタビアの涙」です。 でも,今までなかなかうまくいきませんでした。水の中に入れたとたんに割れてしまうのです。
    しかし今回,ガスバーナーをもっと強力なものに替え,ガラス棒の太さも慎重に選んだ結果,誰でも簡単に作れるようになりました。もうこれは「名人芸」ではなくなったのです。
    ハンマーでガンガン叩いてもビクともしませんが,涙の尻尾(?)をペンチでペシッと折ってやると「バシッ!」という音とともに粉々になります。(ビニール袋の中でやらないと危険)
    「おお〜,これこれ。これがやってみたかったんだ」









    【3Dボックス】

    三角形ののぞき穴から覗くと,目もくらむような高さの摩天楼から見下ろしたビル街が立体的に見えます。
    覗いたとたん,誰もが「おお〜っ」と声を上げました。
    プリントに印刷されたビルの絵を箱の内側に貼るだけです。
    「冬休みの工作にちょうどいいね」の声しきりでした。









    【力学の問題あれこれ】

    床から受ける抗力を初めから「垂直抗力」と「摩擦力」に分解して教えるのはいいことなのかどうか(僕たちは普通そうしているのだが)という問題提起。
    考えさせられました。









    【ゆっくりした水波】

    「水波投影装置」を使って2つの円形波の干渉をOHPで見せるとき,なかなかうまく映らないので苦労します。
    水と灯油を水槽に入れてその境界面を叩くと,水だけを入れたときより波の速さはぐんと遅くなります。(例の「ボトルウェーブ」から思いついたのです)
    OHPで映すより,直接境界面を斜めから覗いて見た方が見事に腹線や節線が見えることを発見しました。 (うまく写真に撮れてませんが・・・)









    「例会の記録」トップページへ戻る

    ホームページへ戻る