第169回サークル例会 12月25日(土曜日) 各務原東高校



  • 新型「ずっと回るコマ」(石川)
  • リーンバーンエンジン(石川)
  • バネの落下,バネの共振(小川)
  • 小ネタ集6編(今井)
  • ビー玉スターリングエンジンのP−V図(石川)
  • 胡弓(土肥)
  • ネオン管を使った簡易正負電荷判別器(土肥)
  • エレキギター(土肥)



    【新型「ずっとまわるコマ」】
    テレビのブラウン管の偏向コイルを使って,新型の永久ゴマができました。(コマにするのはフェライト磁石)
    TVの偏向コイルは2つのコイルが直角方向に磁場を作っています。コマの回転によって生じる磁場の変化によってコイル(サーチコイル)に生じる起電力をアンプ(20〜30W)で増幅し,もう一方のコイル(ドライブコイル)に流してやります。すると,このドライブコイルの作る磁場によってコマが加速されるというわけです。
    右の写真は同様の原理で動く「永久振り子」。






    【バネの落下,バネの共振】
    長いばねを両手で持って(中央が垂れ下がります),そっと落とすとどうなると思いますか?
    3つの砂袋をバネでつないで落としてもOK。
    両端の砂袋が真ん中の砂袋を追い抜いて「ヘ」の字になって落ちていくんです。なぜだか説明できますか?
    ではもうひとつ問題。
    バネの真ん中を指で持ちます。下半分だけを手で引っ張ってから放し,バネを振動させると上半分のバネは振動する?しない?
    では,バネを持つ位置を変えたらどうなるかな?






    【ビー玉スターリングエンジンのP−V図】

    ビー玉の位置と,気体の圧力・温度との関係を考えながらP−V図を作ってみました。
    ビー玉の役割がスッキリ理解できました。(^o^)
    青少年科学系博物館・早稲田大学ネットワーク推進事業によるこちらのページも参考になります。









    【エレキギター】

    「広島のらねこ」の土肥さんが遠くから参加してくれました。\(^o^)/
    これはかなり本格的なエレキギター。本物のギターを横に並べてフレット(鉄釘)を埋め込んだんだそうです。
    本物のギターアンプにつないで「スモークオンザウォーター」を演奏してくれました。







    【2箱の方が軽い?】

    板倉聖宣さんの「科学的とはどういうことか」に載っていたのはマッチ箱による実験でしたが,もっと大きな箱でやってみました。
    上のは,中にいろんなものを詰め込んだ重い箱。下のはカラっぽの箱です。2つまとめて持ち上げたときより,上の1つを持ち上げたときの方が重く感じるのです。なぜ(^_^;)?









    【縄抜け】

    写真のように,ひもに通されたものを位相幾何学的に抜いてしまうという技。
    手順がなかなか難しいです。(^^ゞ







    【胡弓を作りましょう】
    中国の民族楽器「胡弓」を土肥さんの指導のもとで作ってみました。
    ペットボトルの底を抜いて発泡スチロールトレイを貼り,弦はテグスを使います。松ヤニをつけた細い棒で弦を擦ると悠久の調べが・・・。











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