ろうそくが消えたとき残った酸素は(長野)
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【偏光板を使った『逆さ立体カメラ』】
広島の土肥さんから3種類の段ボールカメラが送られてきました。
まず偏光板,次にレンズを通った光が段ボール箱の奥のスクリーンに2つの像を結びます。
これをやはり偏光板を貼り付けた下のぞき穴から見ると立体的な像(倒立像ですが)が見られるというわけ。
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【感熱ブルーコピー感光紙カメラ】
リコーのRICOPY BLUNEOペーパーFという感熱タイプのブルーコピー感光紙を使って風景写真を撮ろうという試み。
レンズは100円ショップで買った老眼鏡を使い,20分ほど感光させてからアイロンで加熱するとご覧のように風景写真が浮き上がってきます。これは楽しい!(^o^)
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【究極のクリップモーター】
石川さんがご覧のような「究極の」クリップモーター(もはやクリップは使ってませんが)をキット化して持ってきてくれました。 安定してクルクル回る動画はこちら(WMVファイル 312KB)。
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【逆さ箔検電器】
壊れた箔検電器の部品を使って,ご覧のような「逆さ箔検電器」ができました。
ポイントは,逆さに貼り付けた箔。
アルミ皿をつけた箔検電器を持ち上げると,電荷が上に移動して箔が開くのです。(箔が開いてるのが分かりますか?)
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【お手軽真空ポンプ】
自転車用のポンプを改造して真空ポンプを作ってみました。
ポンプのシリンダにもう1本ホース(弁付き)をとりつけてここから空気を吸い,もともと付いていたホースから出すわけです。
ポットのお湯を入れた容器の空気をこのポンプで抜くと,ご覧のようにブクブク低温沸騰します。
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【CDの反射光】
前回の例会で紹介された実験の続き。
ボール紙に空けた穴を通ったレーザー光をCDで反射させて,穴のところへ真っ直ぐ戻してやると穴の周りに同心円状の縞ができます。まるでニュートンリングみたい。なぜでしょうか。
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【上空はなぜ寒いのか】
上空が寒い理由は次の3つのどれでしょうか。
(1)気体分子が上空へ飛び上がると運動エネルギーが減るから
(2)上昇した空気が断熱膨張するから
(3)二酸化炭素や水蒸気による温室効果
石川さんは(1)や(2)ではうまく説明できないことを明らかにし,(3)の説による太陽熱放射のシミュレーション実験を提案。
ご覧のように人海戦術で実験を繰り返したところ,事実によく合う定常状態に達することが明らかになりました。
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【ろうそくが消えたとき残りの酸素は】
小学校6年生の理科の実験で「密閉空間でろうそくを燃やし,ろうそくが消えてしまったときの酸素濃度を調べる」というのがあるんだそうです。
普通は空気中に21%ほどある酸素ですが,ろうそくが消えたら何%くらいになってるかご存じですか?
答えは16%なんだそうです。意外にたくさん残ってるんですね。
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【タネの不思議】
ニューズレターを交換している「静岡 自然を学ぶ会」の池上さんから素敵な贈り物。
カエデ,ニワウルシ,アオギリなどのくるくる回りながらおちてくるタネを紙工作で再現しようという試みです。
ホントによくできています。こういう交流がウレシイですね。
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buturicd.lzh(350KB) 【2000年7月28日更新】
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