第192回サークル例会 2月9日(土曜日) 岐阜工業高校



  • あいうえおボトル(石川)
  • 反射型ゾートロープ(村田)
  • 自作ノーズフルート(松尾)
  • 電場のする仕事(村田)
  • 水素爆鳴気は何の音?(小川)
  • 口琴(土肥)
  • 本の紹介「イヴの7人の娘たち」(小野)



    【あいうえおボトル】
    前々回の例会で紹介された「あいうえおバーコード」を石川さんがバージョンアップ。
    オシロスコープに表示された「あ」から「お」の音声波形をカメラで撮影し,波形の上半分を黒く塗ったトラペンシートを作ります。
    これを丸めてペットボトルにセットしモーターで回転させます。
    このシートに豆電球の光を当てて透過光を太陽電池で拾うと「あ〜い〜う〜え〜お〜」と聞こえるじゃありませんか。
    太陽電池にはスリットをつけて透過光をスキャンするようにしたのがポイントのようです。
    ←動画をご覧ください。(MacユーザーはWindows Media Playerが必要です)





    【反射型ゾートロープ】 前回,墨さんが紹介してくれた「ビー玉ゾートロープ」に角錐型のミラーをつけ,絵を反射させて横から見る方式にしてみました。
    角錐を作るのがなかなか面倒なんですが,例会では「角柱でいいんじゃないか?」ということで試作してみたところ,これでも十分イケるようです。





    【自作ノーズフルート】

    前回,紹介された「ノーズフルート」を松尾さんがペットボトルを材料に自作してしまいました。
    さすがです。(^0^) もちろん ちゃんと鳴りますよ。






    【水素爆鳴気は何の音?】

    希塩酸を入れた試験管にマグネシウムリボンなどを落とし,発生した水素と試験管内の空気の混合気体に火をつけると「ポンッ」と音を立てて爆発します。
    では,試験管の気柱の長さが違うと音の高さも違うことに気づいていましたか?
    要するに気柱に共鳴する音が「生き残って」るんですね。
    物理の教員が化学を教えると,こういうことが気になるんですなあ。(^_^;)






    【口琴】
    土肥さんが,太めの輪ゴムと割り箸で「口琴(こうきん)」を作りました。
    写真のように口でくわえてゴムを弾くと「ビョ〜ン」という音がしますが,口の形を「あ・い・う・え・お」にすると「ビョ〜ン」の音で「あ・い・う・え・お」が出るんです。ああ説明しづらいなぁ(^_^;)
    何と言うか,ロボットがしゃべってるような感じね。サークルメンバーは練習不足であまり良い音が出せなかったので,上のリンク先にあったこのサンプル音をお聴きください。
    こちらのページの方が土肥さんの作ったタイプに近いかな(2002/02/10 追記)




    【イヴの7人の娘たち】

    母系でのみ受け継がれるミトコンドリアDNAを解読すると,人類は共通の母「ミトコンドリア・イヴ」にたどり着くんだそうです。
    2001年11月に出た新刊です。これはオススメ!
    ここここも見てみてください。






    【「山口行き」の打ち合わせ】

    何をどう間違ったのか(?)科教協山口支部からお声がかかり,2月23日(土)に
    山口大学 大学会館で「実験オンパレード」をやることになりました。
    これは打ち合わせ風景。
    山口の皆さん,あんまり期待しないで待っててね。(^_^;)









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    サークルニュース集記事データベースファイル(テキスト,桐ver8,ACCESS2000用)のダウンロード buturicd.lzh(281KB) 【2001年7月24日更新】

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