第198回サークル例会 2002年9月28日(土曜日) 岐阜工業高校



  • ビー玉箱詰めパズル(清水)
  • セパタクローの進化(清水)
  • ボルトと瓶のパズル(清水)
  • 鳴き砂,ゲロゲロ砂(小川)
  • 上下逆さメガネ(久保)
  • ケータイ着信LED(久保)
  • 高性能な水熱量計(石川)
  • 迷い歩きの問題と熱平衡(石川)
  • 元素を5つに分類する(村田)
  • ストローでつくるヘロンのタービン(土肥)
  • 針穴のぞき劇場(土肥)
  • 走る電動歯ブラシ(土肥)
  • 羽ばたくストロー鳥(小野,松尾)
  • ペットボトルで正四面体(小野)
  • 吉埜さんのプリント紹介(児玉)

    のマークがついたサムネイル画像をクリックすると,動画をご覧になれます。(Macの方はWindows Media Playerが必要です)



    【ビー玉箱詰めパズル】

    船橋先生(愛知・星城高校)の作ったパズルの追試です。
    直径17mmのビー玉が5×8=40個入る箱(85mm×136mm)があります。
    この箱の中に41個のビー玉を入れるにはどうしたらいいでしょう? 
    解答はただ1つです。どうしても答の知りたい人はこちら





    【セパタクローの進化】

    凝り性の(?)清水さんが,セパタクローのボールをこんな形に進化させてしまいました。
    いろいろなバリエーションができるものですね〜。驚きました。





    【ボルトと瓶のパズル】
    有名なパズルですが,清水さんはこれを大量生産してました。(^_^;)
    どうやってボルトをはずすか分かりますか?
    本当はボルトにナットを入れる方が難しいんですけどね。
    清水さんの「営業妨害」になりそうだからこれはヒミツ。




    このサムネイルをクリックすると動画をご覧になれます このサムネイルをクリックすると動画をご覧になれます 【鳴き砂,ゲロゲロ砂】
    ラベルに山形県西置賜郡飯豊町中津川産と書いてある「かえるすな」と
    いう玩具を手で持って左右に振ると「ゲコゲコ」と,まるでカエルの鳴き声
    のような音が出ます。
    中には,細かくて粒の揃った白い砂と水が入っています。これはいわゆる
    ダイラタンシーという現象のようです。
    「鳴き砂」も同様の現象なのでしょうか。身近なものでは,ドライフラワー用
    の乾燥剤(シリカゲル)だととても大きな音が出ます。




    【上下逆さメガネ】
    初参加の久保さんが持ってきてくれた眼鏡です。
    これをかけると世界がひっくり返って見えるんですヨ。
    眼鏡をかけてる人の目が上下逆さになってるのが分かりますね(笑)。
    東急ハンズで買ったアクリルの四角柱を糸鋸で切り,丹念にサンドペーパーをかけたんだそうです。
    素晴らしいできばえです。
    上下逆さに見えるのは光がどう進むからなのか,分かりますか?



    このサムネイルをクリックすると動画がご覧になれます 【ケータイ着信LED】

    ショットキーダイオードとLEDで作ったインジケータです。
    高輝度LEDを使う製作記事が知られていますが,
    普通のLEDでも大丈夫みたいです。
    数十円で作れますよ。





    【高性能な水熱量計】

    水熱量計を使って「1cal=約4.2J」を求める実験がありますが,
    なかなか良い数値が出ませんね。
    この手作り水熱量計だとバッチリこの数値が出るんだそうです。
    発泡スチロールの板を何枚も接着し,中をくり抜いてコーヒーの
    空き缶を入れてあります。
    フタの断熱が良いのと,水をたくさん入れられる(500g)のが
    ポイントだそうです。





    【迷い歩きの問題と熱平衡】

    「原点からまったくでたらめにn歩進んだとき,原点からの
    距離Snを求めよ。ただし,1歩の距離はaとする」という問
    題の答えは,よく知られているようにa×√nですが,石川
    さんは「たくさんの平均値から」これを求める,というエレガ
    ントな解答を教えてくれました。 さらにこの計算で使った考
    え方をエネルギー等分配の法則(熱平衡)の問題に応用し
    て,2次元や3次元衝突を図形的な処理も交えながら解い
    ていくという興味深い話でした。





    【元素を5つに分類する】

    元素はいろいろな視点で分類することが可能ですが,
    これはどういう視点で分類したのかお分かりでしょうか?
    答えを聞いても怒らないでね。
    詳しくはこちら





    【ストローでつくるヘロンのタービン】

    広島から,またまた「土肥グッズ」が送られてきました。
    前回,フィルムケースで作ったヘロンのタービンを
    ストロー3本で作れるように改作したもの。
    唇が軸受けなので,唇を唾液で「ベチョベチョ」にしておく
    必要があるんだそうです。(^_^;)
    風船のゴム膜を使って,音も出るようになっています。





    【針穴のぞき劇場】

    フィルムケースの底に貼った絵をフタに
    空けたピンホールから覗く,という玩具(?)。
    こんなに近くの絵は普通はピントが合わ
    ない(老眼でなくても)のですが,ピンホー
    ルのおかげでハッキリ見ることができるの
    です。
    虫眼鏡で見てるような感じだなあ。





    このサムネイルをクリックすると動画をご覧になれます 【走る電動歯ブラシ】
    モーターの軸とタイヤ(フィルムケース)に輪ゴムを引っかけて,歯ブラシを走らせます。
    よく走りますよ。
    「歯ブラシを走らせてどうするんだ」という質問はしないでね。




    このサムネイルをクリックすると動画がご覧になれます 【羽ばたくストロー鳥】

    九州北部でひんしゅくを買った「抱きつき人形」を
    上品に改作しました。
    ひもを引っ張ると鳥が優雅に羽ばたきます。
    上品だな〜。





    【ペットボトルで正四面体】
    数件出版が学校に送ってくる小冊子に載ってたものを作ってみました。
    ジョイント部分はルーズですが,できあがった正四面体は意外に丈夫です。
    このユニットを組み合わせて大きな立体構造物を作ると文化祭でウケるかも。






    「例会の記録」トップページへ戻る

    「岐阜物理サークルニュース集記事一覧」へ進む

    サークルニュース集記事データベースファイル(テキスト,桐ver8,ACCESS2000用)のダウンロード buturicd.lzh(404KB) 【2002年8月5日更新】

    ホームページへ戻る