第154回サークル例会 5月24日(日曜日)各務原東高校
これはカンタン,ライデン缶(村田)
山田効果(村田)
田中玄伯氏の問題(村田)
紹介「ダイナビー」(村田)
トリックドンキー(今井)
カレー(うこん)でアルカリ検出(小川)
終端速度と力(小川)
製作コーナー「引っ込み思案」(長野)
スーパーボール作り(小川)
ベルヌーイ(小野)
マッチ(小野)
ペットボトルのキャップ(小野)
【これはカンタン,ライデン缶】
ジュースの空き缶にアルミホイルを巻きつけるだけでライデン瓶(缶)ができます。
缶の表面の塗料でアルミ缶とアルミホイルは絶縁されていて,コンデンサになって
いるわけです。
後ろにある起電盆で充電(アルミ皿を帯電させて,缶のプルタブに触れる)すると,
百人おどしもできますよ。
【田中玄伯氏の問題】
滋賀県の田中先生に教えてもらった問題。
壁際に立った人を後ろから何人も連なって押します。でも,一番前の人は平気です。
さて,なぜでしょうか。
【ダイナビー】
村田が大学4年の頃(18年前),研究室で大流行してた玩具。(ホントはリストを鍛えるスポーツ用品らしい)
もう手に入らないかと思ってたら東急ハンズで見つけました。(\3,800)
透明のプラスチックケースの中に,慣性モーメントの大きなコマが入っています。
軽く回しておいて,手首を回転させると どんどん加速させることができます。
ちょっとコツがいりますが,コマ特有のオモシロイ動きが楽しめます。
【カレー(うこん)でアルカリ検出】
小川さんが勤務校の染織科で手に入れた「うこん(漢字が難しくて書けない)」という染料の色素(黄色)はアルカリの指示薬になります。
ろ紙にしみ込ませて,アンモニアに近づけると赤紫色に変わります。
カレーの黄色も「うこん」なので,カレーを水に溶かして
ろ紙を染めてもいいんだそうです。
【終端速度と力】
アルミパイプの中にネオジウム磁石を落とすと,パイプに電流が流れて磁石の落下を妨げるので,磁石はゆっくり落ちていきます。(終端速度に達して等速で落下していきます)
肉厚の異なるアルミパイプを2本用意して この実験をやってみました。さて,ネオジウム磁石はどちらが速く落ちるでしょうか。肉厚の厚い方でしょうか,薄い方でしょうか。
【スーパーボール作り】
「モルの会」の通信に載っていた「スーパーボール(もどき)作り」を追試してみました。
スライムを作るときに使うPVAのり(水で薄めたりしないでそのまま使います)に飽和食塩水をそそぎ込みます。
すると塩析(たぶん)が起こってどろどろの固まりができます。
割り箸ですくって手の上で転がして固めると「スーパーボールもどき」のできあがり。よく弾みます。
【ベルヌーイ】
ベルヌーイの定理の定量実験。
古掃除機を送風機に改造して,写真の装置に風を送ります。
狭くなったところは流速が速く,圧力が下がるのでコップの水を吸い上げます。
例会でやってみたところ,「送風」するんじゃなくて,「吸引」した方がうまくいくことがわかりました。
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