第176回サークル例会 7月27日(木曜日) 岐阜工業高校



  • 安全な「新型ゲジゲジ」(松尾)
  • ホロスペックグラス試作品(小野)
  • 新型フィルムケースオカリナ(土肥)
  • 新型綿菓子器(石川)
  • 空気を抜いて凹面鏡(長野)



    【安全な「新型ゲジゲジ」】

    前回,石川さんが紹介してくれた「新型ゲジゲジ」は,高速回転する弾み車がむき出しだったので,そこにガードをつけた安全なものを松尾さんが製作。素晴らしい出来映えです。








    【ホロスペックグラス試作品】
    最近は,点光源を見るとハートマークなんかが見えるメガネが花火セットにもついてたりしますが,あのメガネは自作できるようです。
    小野さんがここで配布されているプログラムを使って試作品を作りました。
    まず,エクセルで「ねこ」という文字列のデータを作り,そのデータを読み込ませてプログラムを走らせると回折格子のパターンができます。それをプリンタに打ち出し,カメラで撮影(フィルムは「ミニコピー」です)し,現像すれば完成です。
    できあがったフィルムをマウントにつけて,レーザー光源の前に置くと,壁には見事に「ねこ」の文字が浮かび上がりました。






    【新型フィルムケースオカリナ】
    広島の土肥さんの作品です。
    底を抜いたフィルムケースをつないだフィルムケースオカリナをコップの水に沈めて上下させると音の高さが変化します。
    従来の,指で穴の大きさを変えるタイプのオカリナより,演奏も簡単ですからこれはオススメです。
    一番右は「それぞれが自分勝手に曲の練習をするのでやかましくてしょうがない」の図です。(^_^;)






    【新型綿菓子器】
    従来型の綿菓子器は「缶の内側のコーティングが融けだしてきて危険(環境ホルモン)だ」という指摘があり,最近下火になってきましたが,これはスチール缶を電気炉やバーナーで徹底的に焼いてコーティングを取り去ったものです。これなら安心して綿菓子が楽しめます。(^-^)v
    缶の内側から穴をあける道具まで開発されています。さすがは石川さん!






    【空気を抜いて凹面鏡】

    風呂桶にミラーフィルムを張って,中の空気を注射器で抜くと凹面鏡ができる,という「やってみようなんでも実験」で紹介されていたものの追試です。
    凹面鏡ができることはできるのですが,すぐに横から「シューッ」と空気が入ってしまいます。長持ちさせる方法はないものでしょうか。













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    サークルニュース集記事データベースファイル(テキスト,桐ver8,ACCESS2000用)のダウンロード buturicd.lzh(350KB) 【2000年7月28日更新】

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