三徳回転ペットボトル(村田)
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【ペットボトルの空中浮揚】
「底の丸い(昔の)ペットボトルを逆さにしてブロア(送風機)の風の中に浮かせる」というのはのらねこ学会の定番演示実験ですが,
空気の吹き出し口を真上に向け,四角いコーヒーのペットボトルを置いてみると驚いたことに安定して浮くではありませんか!
例会の始めにみんなで遊んでいて偶然発見しました。
動画(MPEG-1ファイル475KB)もぜひご覧ください!
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【有害玩具? 圧電素子スタンガン】
スーパーマーケットの店先にあるガシャポンでこんなものを発見しました。
圧電素子を使ったスタンガン(?)です。1個200円。
こんなもの小学生に持たせたらロクな使い方しませんよね〜。心配だから買い占めてサークルで売りさばきました。(^^ゞ
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【シンガポール土産】
この夏,シンガポール旅行に行った大野さんのお土産。
帽子の上に太陽電池,つばのところにファンがついています。これが日本円で\1200だというんだから安い!
大野さん,みんなの分も買ってこなくちゃ。
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【新型空気砲】
広島の土肥さんの作品です。
ポリタンクの両側面を四角く切り取り,固めのウレタンを貼りつけます。(青いポリタンク)
火のついた線香をポリタンクのフタに取り付け,タンクの中に煙を充満させてから側面を指先で軽く叩くと穴から
リング状の煙が飛び出し,「ゆっくりと」進みます。
側面を加工しない白いポリタンクから出る煙リングはかなりのスピードで進みます。
【消えるピカチュウについての疑問】
YPC(横浜物理サークル)のWebページで紹介されていた実験の追試です。
左のピカチュウは水につけると消えるのに,右の蝶の絵の「カラーコピー」をラミネート加工したものは水につけても完全には消えません。
「泡」がついてるように見えますが,「泡」ではありません。なんだか中途半端な消え方なのです。
色鉛筆,水性ペン,千代紙,新聞のカラー写真等,いろんなものをラミネートして試してみると,結果は様々です。
議論を通じていろんなことが分かってきました。
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【液体窒素で酸素を液化】
漏斗にアルミホイルを敷いて,液体窒素をそそぎ込みます。(濾過しようというわけではありません)
すると,漏斗の内壁とアルミホイルの隙間の空気が冷やされて,下にポタポタと液体酸素がこぼれ落ちてきます。
試験管の底にたまった液体はネオジム磁石を近づけると吸い寄せられます。ああ,やっぱり液体酸素なんだー。
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【加納高校式モンキーハンティング,マイナーチェンジ】
以前,村田が紹介した装置のマイナーチェンジ版を石川さんが製作されました。
向かって左のパイプは照準用。右のパイプからパチンコ玉が飛び出します。
ガスホースは「口でくわえる」のではなく,ガスホースをつないだペットボトルをげんこつで叩く方式。百発百中です。(^-^)v
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【慣性台車から鉛直打ち上げ】
等速直線運動する台車から物体を真上に打ち上げると,再び台車の上に落ちてきます。
これは,その打ち上げ装置です。2つのプラスチック製植木鉢の中に500mlのペットボトルが仕込んであります。
自転車用空気入れで3回ほど圧縮空気を入れてやって打ち上げると天井近くまで上昇します。(水は入れません)
人が乗れる大型台車にこれを持って乗り込むわけですね。
この形だと真っ直ぐきれいに上昇するんだそうですよ。
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【焦点距離を変えられる「放物線作図器具」】
「楕円作図器具」というのは,数教協等でも紹介されていますが,これは「放物線作図器具」です。
「放物線上の点Pから焦点Fまでの距離+点Pからx軸に平行な直線までの距離が一定である点Pの集合が放物線である」という
定義に基づいて作図する装置です。よくできています。
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【三徳回転ペットボトル】
500mlのペットボトルをマブチモーターで回転させます。これを秤の上に乗せ,横から扇風機の風をあてるとどうなるでしょう?
マグヌス効果により,秤が示す値は大きくなったり小さくなったりします。(ボトルの回転方向と扇風機の風向きで決まる)
扇風機の「強」の風をあてると,40gw程度の変化がありました。
さて次に,この装置を縦にして力学台車に固定し,手前から風(横風)を送るとどうなるでしょう?
マグヌス効果により,台車は右(ボトルの回転方向が逆だと左)に動き出します。
この回転ペットボトルは「摩擦電気発生用」,「バーコード楽器(岐阜物理サークルニュース集vol.11参照)」等,いろいろ使えて便利ですよ。(^-^)
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buturicd.lzh(350KB) 【2000年7月28日更新】
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