第234回サークル例会 2006年1月28日()


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  • のぞきからくり絵本「ヴェルサイユの庭園」(墨)
  • MRIで脳の断層撮影(久保
  • ミラー屏風(松田)
  • 博士の愛した数式(小川・今井)
  • ロンビックカレンダー(中村)
  • ゴッドファーザー缶&運命の缶(土肥)
  • 左手の法則,右手の法則,右ネジの法則(土肥)
  • 「アルミパイプ中をゆっくり落ちるネオジム磁石」の実験を生徒実験に!(土肥)
  • 閉じた箔がまた開くのは(石川)
  • 磁力船(石川)
  • DNAケータイストラップ(村田
  • モアレ距離計(小野)

    のマークがついたサムネイル画像をクリックすると,動画をご覧になれます。
    (Macの方はWindows Media Playerが必要です)



    のぞきからくり絵本「ヴェルサイユの庭園」

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    蛇腹状になっているこの本を伸ばして穴から覗くと19世紀のヴェルサイユ庭園の風景が目に迫ってきます。
    これはスゴイ!(゚∀゚)! 詳しくはこちらをどうぞ。



    MRIで脳の断層撮影

    頭痛に悩まされていた久保さんは,思い切って脳の検診に行ってMRIで断層写真を撮ってもらったんだそうです。
    幸い異常はなかったそうですが,せっかくだから"焼き増し"を頼んだ(税込\1,575)んだそうです(^^;)



    ミラー屏風

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    松田さんは前回紹介されたミラーパズルをさっそく作ってきてくれました。
    鏡に映った「50km/h制限」の標識,不思議でしょう?



    不思議なコマ

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    このコマは止まっても倒れません。
    軸の先端は平らにはなっているものの,なかなかこんなものは作れませんよ。
    山形県上山市のあらい工房の作品です。



    博士の愛した数式

    話題の本,博士の愛した数式の中に出てくるエピソードの紹介。
    1+2+3+・・・+(n-2)+(n-1)+n の計算を三角形を使って説明します。
    今井さんは,
    1^2+2^2+3^2+・・・+(n-2)^2+(n-1)^2+n^2の計算は三角形を転がして計算
    する方法を紹介してくれました。



    ロンビックカレンダー

    Nick Robinsonさん考案のRHOMBIC MODULEは12面体なので
    カレンダーにアレンジしてみました。 卓上にいかが?



    ゴッドファーザー缶&運命の缶

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    持ち運びが容易な(どこへ持っていくの? ははは)「ゴッドファーザー缶」と「運命の缶」です。
    缶の底をポンチ等で叩いて凹ませて音階を作ります。
    (僕にはマネできそうもないなあ)



    左手の法則,右手の法則,右ネジの法則

    この法則を使うとき,必ず腕をつりそうになりますが(笑),これがあれば安心(?)



    閉じた箔がまた開くのは

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    前回話題になったこの現象を石川さんが解明してくれました。
    この現象は負の帯電体(前回の発泡スチロール板も負に帯電していたと
    思われる。今回は負に帯電した塩ビ板を使った。)の上に箔検電器を乗
    せて紫外線灯を当てると起こるようです。
    負の帯電体の上に乗せた箔検電器は静電誘導で金属円板が負,箔が正に
    帯電します。
    負の帯電体(毛皮で摩擦したストローなど)を金属円板にこすりつけると
    全体を負に帯電させることができますが,塩ビ板の負電荷のせいで金属
    円板のほうがより強く負に帯電(←ココがポイント)しています。
    ここで金属円板に紫外線灯を当てると光電効果により電子が飛び出して
    いって箔の電子も上に押し上げられて閉じますが,金属円板には電子が
    まだたくさんありますからさらに飛び出し続けます。
    そのうちに箔のほうは電子不足つまり正に帯電して開き始める,というわけ。
    (ふう,長い説明でしたが分かりましたか?)
    はしょって言えば,負の塩ビ板によって押し上げられた電子まで光電効果
    で飛び出しちゃうから箔が正に帯電するのだ,ってことになるのかな?
    (最終的に金属円板の電荷はゼロになる)



    磁力船

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    前回の実験の発展です。
    船についているコイルに素早く磁石を近づけたり遠ざけたりすると,レンツの法則により
    船は押されたり引っぱられたりしますから,動き始めることはありません。
    では,60Hzの交流を流した電磁石をそばに持っていったらどうでしょうか?
    やっぱり動かないと思いますか?
    答えは「反発して動き始める」なのです。←トムソンリングだ!
    そういえばトムソンリングって不思議ですよね。
    トムソンリングが力を受けるのは,リングに流れる誘導電流により磁場が歪むからですが,
    リングの自己インダクタンスの大きさにも留意する必要があります。
    詳しくは次のサークルニュースで。



    DNAケータイストラップ

    理科実習教員の未来を考える会の学習会で教えてもらったモノです。
    ビーズを使ってDNAの約1000万倍のモデルが作れます。
    出典はココかな?(作り方のPDFもあります)



    モアレ距離計

    ココで紹介されているモアレ距離計を作ってみました。
    モアレパターンの数を数えて距離を測るというアイデアに脱帽です(^^;)
    このページも参考になります。





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    サークルニュース集記事データベースファイル(csv,桐ver9用)のダウンロード buturicd.lzh(215 KB) 【2005年7月16日更新】

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