トーキングコップ(土肥)
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【磁石はどう動く】
ネオジム磁石を銅板の上に置いて,アルカリ電池を使って写真のように電流回路(導線はネオジム磁石の手前の「銅板」に触れます)を作ります。そうするとネオジム磁石は,導線の方に向かって転がり寄ってきます。 電流の向きを逆にすると,ネオジム磁石は転がり逃げて(?)いきます。これはリニアモーターなのだ!
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【非弾性球 あたるとなぜ痛い】
はねかえり係数を教えるときによく使う弾性球と非弾性球。この2種類のボールを頭にぶつけたら,どちらの場合が痛いと思いますか?
答えは意外にも「非弾性球をぶつけた場合」です。
スピーカーのボイスコイルの前面に鉄塊を接着剤で貼り付け,これに弾性球・非弾性球をぶつけます。ボイスコイルに生ずる誘導起電力をオシロスコープで見てみましょう。
誘導起電力はボイスコイルの動く速さに比例した大きさになりますから,一番右の写真のようにコンデンサと抵抗で作った「微分回路」を通してやれば加速度(または力)の時間変化をオシロで見ることができます。
非弾性球をぶつけた場合は,衝突時間は短いが受ける力が大きい(だから痛い!)ことが分かります。
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【松尾式摩擦起電器改良版?】
松尾先生のペットボトルと猫の毛皮で作った摩擦起電器をマネして,塩ビパイプと毛皮(ウールのセーター)で摩擦起電器を作ってみました。これがなかなかの高性能。
集電子は,ステンレス製の網を利用しました。
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【灯油ポンプを使った心臓のモデル】
米沢さんが,灯油ポンプをいっぱい抱えて兵庫から来てくださいました。 2つの灯油ポンプをつないで「2心房2心室」の心臓モデルのできあがりです。2つの灯油ポンプをつなぐ緑色のゴムホースが「肺」にあたります。
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【数教協報告】
愛知県で行われた数教協の研究集会に参加してきた今井さん。 研究集会でも披露した今井さんのオリジナル曲「スイスイ算数ワクワク数学」と卒業する3年生に向けて作った「君の旅立ち」の2曲を演奏してくれました。 澄んだ歌声に「さすがに〈シンガーソングティーチャー〉を自認するだけのことはあるね」とみんなの声。
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【力の分解】
発泡スチロールブロックを組み合わせて作った巨大なアーチ。上に6kgの鉄球を乗せてもビクともしません。すごい迫力です。
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【セパタクロー 20面体バージョン】
第165回例会で紹介されたセパタクローのボールもどきが進化して「20面体バージョン」の登場です。10本のPPバンドを使って編み上げるのですがこれがなかなか大変。開発者である石川さんの指導のもと,なんとか全員完成させることができました。
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【小麦粉の人形】
東急ハンズで見つけたおもちゃをなんとか自分で作ってみようと,土肥さんが試行錯誤の結果たどりついた小麦粉人形。 ペットボトルを使ってゴム風船の中に小麦粉を入れたら口を縛ってできあがり。なんとも不思議な手触りの人形です。
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【浮沈子】
ペットボトル本体を押して水圧を高めるのではなく,注射器を使って水圧を高める仕組みの浮沈子です。
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【トーキングコップ】
これにはサークルメンバーもひっくり返って大喜び。大傑作です。\(^o^)/
プラコップの底につけてあるストローを水で濡らした指で擦ると「あー」「いー」「うー」・・・と,コップが声(?)を出すのです。
「どうやって作ったの?」という質問に「鏡を見て口の形がどうなっているかをよく見て,それをマネて作ってみたんです。あとの調整は試行錯誤でね・・・」とのこと。
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